アニメ映画史の転換点

ここからジブリとかギリギリ細田守くらいしか見られてなかったのが一気にアニメ見るラインが増えた

ここから鬼滅呪術エヴァワンピの100億超え連発になると

テレビで大々的に取り上げられたりSNSで口コミで広がったりと今のネットワークが主流になった時代で初めての大ヒットアニメ映画
アニメ映画の興業収入ラインが跳ね上がる要因になったのは間違いない

今見ても>>1のビジュアルのワクワク感パない

アニメを「サブカルチャー」ではなくした作品

アニメオタクも楽しめるような要素は散りばめつつも東日本大震災という国民的記憶を前提とした内容で、主要声優陣が実写の人が多かったりで一般の人も入り込みやすかったのは大きいと思う
声優にスポットライトが当たり始めるのは鬼滅から

>>5

まあそれもある

けど公開当時はシンプルなボーイミーツガールとか王道系はあまり流行りじゃなかった

あと新海誠と言えば悲恋、という風潮があった

せいぜい秒速5センチとか言の葉の庭がとか好きな新海誠ファンが見に行くぐらいかと思われていたのがネットの口コミで面白かったって広まりだした

内容もシンプルで誰にでも分かりやすくキャラデザもよかった

上にあるように当時の流行は王道系ではなかったのでアニメオタクにも少年少女の青春アニメとして刺さって一般層とアニメオタクの両方にウケてバズった

売り上げが伸びてくると当然それが宣伝されて流行りに興味を持った人が見に行ってまた売り上げが伸びてを繰り返す

テレビもニュースでそれを取り上げて一般層にも広く知られていってどんどん伸びて…

っていう口コミから広がってバズりがさらにバズりを呼んで…の典型的なパターンでここまで伸びた

当時ネタバレされて見てなかったなあ。今度見てみようかな

真相発覚の衝撃とそこからの挽回とか、ラストの再会は本当に盛り上がるし面白かった

物理的にどころか時間的にも離れてるっていうので「ほしのこえ」を思い出して胸熱だった記憶

見てみたけどありふれた話でなんで売れたのか分からない
って評価する人もいるけど君の名はが売れたのは斬新さや目新しさではないんだよね
あと監督の初期案では三葉に彼氏がいたりしたのをプロデューサーが萎えますねと色々変更したりもして売れる要素を盛り込んだ

>>8

公開前にニュースでがっつり取り上げられてるの見た記憶があるから期待が集まってるのかなって思ってたけど、最初はファン以外からはそんなに注目されていない感じだったんだね

時間潰しにふらっと入った映画館でなんとなくで観たら個人的に大当たりでお得感半端なかったわ

>>13

私も見たのは映画館の上映前の告知cm見て面白そうだなと思ってみたのが始まりだし。

シンプルなのが良かったな

新海誠の童貞臭さを薄めたらめっちゃヒットしたイメージ
ほしのこえから言の葉の庭まで好きだけど童貞感キツいんだわ

上司「君の名はみたいなの作って」こういうのも増えた

>>12

有能プロデューサー

君の名は。で田舎の暗黒面を写し、天気の子で都会の暗黒面を描いた。
本当一時期は小説とかも売り切れ続出で凄かったな

RAD好きだったから新海監督の超美麗画質の鬱展開イメージからへっくしゅんみたいな曲調でいくのかなと思ったらまさか新海監督の作風が今までと違うとは思わなかったしまさかRADがお茶の間に馴染むと思わなかった(その前からCMに曲使われていたけど)しあんなにヒットするとは正直思わなかった
わりとファンほどヒットに驚いていたイメージがある

>>19

他にもかなりブレーキかけさせてたみたいだから相当有能だと思われる

>>13

監督やアーティストに固定ファンがついていて知る人ぞ知るという感じで狭い界隈では注目はされていたと思う

あの頃ツイとかで号泣したとか漫画家さんだか何かでもしょっちゅう感想流れてきていて人気あるんだ～よかったと思った記憶がある

>>13

それまでの新海さんの作風って良くも悪くも大衆向けではなかったからね

悪名…ではないけど秒速5センチメートルの残した傷跡はでかかったから知ってる人は初動見送った人が多かったと思う

>>26

わかる

見ながらきっとここから鬱展開と疑ってしまっていたからハッピーエンドは意外だった

元からポテンシャルの塊ではあったのに性癖で一気に敷居を上げてたからな

こっから二番煎じ青春映画が量産されましたね......

ラストの雪のすれ違いシーンのあと一回暗転させたのはあれ絶対秒速を意識させるためだろ…
まんまと引っ掛かったけど…

やっぱ音楽と美術のマッチがやばいわ

>>27

>>30

新海的には本来はここですれ違ってENDだったのをプロデューサーが力技でハッピーエンドにさせたとかなんとか

再会しないまま終わるのかと思ったら車窓越しに目が合う
必死にお互いを探して駆け回って階段でようやく再会！やったね！！
…と思ったら、うまく声をかけられなくてすれ違いそうになる…と思ったら「君の名前は」で締め
本当にハラハラするよね
ハッピーエンドでよかった

本編を補完した小説にある三葉の両親の話から入れ替わった男女は再会して結ばれる運命だって分かるのも良い

まあバトル要素ない恋愛ものだとデートで見に行けるから敷居が一気に下るよね

>>34

君の名は。から女性も見れる、今までなら実写でやってたような恋愛もののアニメが一気に増えたな

「こういうのでいいんだよ、こういうので」を最初にやった映画

大衆受けを意識するのはクリエイターとしてダメ、みたいな価値観を興行収入で殴った

君の名はの前からもアニメ映画市民権得てたように思うけど
ジブリディズニーはもちろんサマーウォーズとか
市民権得た最初の映画だったらここまで売れないでしょう

映画評論家の評価なんて当てにならないのがハッキリした
結局評論家も主観の評価でしかない

君の名はとシンゴジラが同じ年に上映されたっていうのが改めて凄いと思う
どちらも裏テーマが同じなのに全く違う方向性でしかも両方大ヒットしてる

>>39

「売れる要素を詰め込んだんだから売れて当たり前」ってのを売れてない監督が言ってたときは涙が出ましたよ

ちなみに「君の名は。」とは別に実写映画の「君の名は」と「初代ゴジラ」も同年の1954年に公開されてるんだぜ

あの星空のシーンを映画館の大きいスクリーンで見るとな
自分でも驚くほど魅入ってしまうのよ
あの感覚は映画館以外では中々味わえない

鬼滅とか言ってるやつはエアプよ決定打ではあったけど
間違いなくこれが転換点

売れた理由はCMがかなり強いと思う。新海さんとか知らないで違う映画見てた時にCM流れた瞬間めっちゃ引き込まれたもん。

>>44

そういう「個性」を出すのがクリエイターとして一流、って風潮がある。そりゃ別に否定はせんけど売れてる映画に対してその意見を振り回してるのは負け犬の遠吠えにしか見えんからやめてほしい

>>45

鬼滅はアニメ映画に影響を与えたというより、集英社のアニメによる重要性をちゃんとわからせてくれた作品

>>32

それはデマやで

『君の名は。』のテレビ放送があって、あらためてたくさんのご感想をいただきました、感謝です！意外に目立つのが「瀧と三葉はすれ違って終わる構想だったけど、会社に修正されてハッピーエンドになったんですよね」というもの。誤解です笑、脚本以前のプロットから終わりの形は決まっていたんです。 — 新海誠 (shinkaimakoto) 2018年01月05日

男側に女の影があったけどそれでも主人公を選んでお互いが再会に向けて頑張ってた「ほしのこえ」は（映画内では）再会まで描かれないどころか主人公側がめちゃくちゃピンチの状態で終わる、無事に再会した「雲の向こう、約束の場所」は冒頭と主題歌で破局が示唆されてる上に小説版でとどめ

秒速以外もこうだし、そりゃ警戒するよね…

>>26

鬼滅も君の名はの土壌があっての興行収入だからな
深夜アニメの作画を一般に浸透させたのはデカいわ

不謹慎な話だけど、多様化してる2010年代で日本人に共通する話題って少ないし、その一つである震災が無ければこの作品も無かったし、ガルパンやWUGとかの復興支援需要で注目される機会も無かったからアニメって今も日陰者か最悪弱いまま政治の都合で潰されてたんじゃと思う

結構一般に見られてた気がするおおかみこどもはどれくらいの位置？

期待されてた細田がサマーウォーズ以降は
クセの強さやらストーリーの迷子やらでいまいち大人気という風にはならなかった所も大きいと思う
直球ドストレートのエンタメを持ってきて面白かったらそりゃ伸びる

ぶっちゃけ聲の形をゴミといわれてきれかけたのでそこまで好きではない
一応映画も見ました、ベクトルは違うけどその上で聲の形のほうが好きだった。

細田は性癖を出しすぎや

この映画の数百億の売り上げって目で意識して見ると（特にTVで見ると）微妙に感じられる人は結構いると思う

ただ、この映画を1800円で見て、その値段に比べて面白かったか？　ってきいたら多くの人がうなづくと思う

誰か一人にとっての最高の映画ではないけど、万人がみて一定の満足ができる、まさに>>36　の映画を出してきたのが偉い。正しく大衆映画だと思う

リピーターも大勢いたみたいで見たあとの余韻がすごくいいんだろうね

映像美も大きいだろうなぁ

深夜アニメをスクリーンに投影しました!で留まらない凄さ

評判につられて見に行ったが凄い楽しめたわ、やっぱ王道ハッピーエンドは良いものだ。

君の名はが250億近く売れたからなのか、オリジナルのアニメ映画が一気に増えた気がする。
後追いっていつの時代もいるんだな。

エロゲOPの人ってイメージだったからこんなに表に出ててびっくりしたな
「君の名はとシン・ゴジラは大衆的で薄っぺらいという作品だ」というよくわからない批評してる人たまにいたな

RADWIMPSが何かの主題歌をやるというのが今まであんまり無かったから新鮮だったわ

伏線とかあちこちにある「結び」の要素も面白かった

新海誠とRADWIMPSって組み合わせで王道ど真ん中の青春物が出てくるとは夢にも思わなかったなマジで
両者とも一般層受けとか知るか！尖りこそが正義だ！みたいな作風だったのに

確か公開前に曲が少し話題になったんじゃなかったっけ？

誰だったかハリウッドスターが権利か何か買い取ったって事で実写化するんじゃないかって話あったよね
今どのくらい話進んでるんだろ

>>74

公開前に前前前世使ったリゼロのMADがプチ流行したの覚えてるわ

意外性がよぉ強いんすよ
ただの不思議恋愛じゃねぇんだよ予告見た時想像できるか？
この美しい隕石が降ってきてヒロイン死ぬんだぜ？
え！？そんな話！？って本気でびっくりしたんですよ
予告で騙されたのはベイマックス以来だ

このスレ見てるともう一回映画館の音響で見たくなってきたな

懐かしいなぁ最終的に4回くらい劇場でみたわ
復刻上映あったら行く

>>79

初見は田舎と都会ですれ違いかなーと思ってたら…

時間がすれ違ってるなんてのは前情報なしで見られてよかった…

個人的に繰り返し観に行く程のものではなかったけれど、おもしろかったな、映像が綺麗だったなって後味が爽やかで良いのよ　とにかく見やすく人に勧めやすい

>>83

やっぱりそこら辺の衝撃も魅力だよね

天気の子もずっと雨が降り続けてるでゾッとさせられて良かった

>>79

キービジュアルの割れた隕石がまさかネタバレだったとは思わないよね

バイト先の人年上だなぁ
とか思ってたけど三葉も年上だったという・・
ジブリの鈴木さんなんかもそうだが、本当有能なプロデューサーいてこそ大ヒットに繋がるなと思う

>>88

最初はもっと歳が離れてたけど小学生瀧くんに発情する三葉お姉ちゃんになるからそれは気づかないのおかしいとのことで年齢が近くなったとか

>>49

“なんでもないや”の『もう少しだけでいい』って歌詞が背中を押してくれたみたいな話もしてたな

プロデューサーの川村元気が有能すぎたのが理由のひとつ。脚本にも口出ししてたらしいし、公開前にテレビで過去作放送したりもしてた
あとはハルヒとかけいおんでライトオタク層が増えたところを上手いこと取り込んだよね

瀧君の「大変だったよ！お前すげえ遠くにいるから」が小説版で　そう、本当に遠くに、時間も場所も違うところに　って地の文で補完されてたのぐっと来たな
時を越えて黄昏時に自分としてお互いに会えたっての本当に泣くわ

「売れる要素」なんてのは所詮レシピ、三流料理人が無駄に自己流アレンジかませばどんなレシピ元に作っても微妙料理しか出来ない
これは美味しいカレーのレシピを一流の料理人が変なことせず素直にカレーとして作った滅茶苦茶美味しいカレー、そりゃ多くの人に受け入れられる

小説版もいいよね
地の文で色々補足されてるから感情移入度がさらに上がる
小説読んだあと映画見直すと更に泣けるんだこれが